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Challenger Vol.5 佐久間 悠真さん(Yuma Sakuma)、渡邉 煉仁さん(Ren Watanabe)、郡司 珀翔さん(Hakuto Gunji)、柳沼 大綺さん(Daiki Yaginuma)、山野 睦生さん(Mutsuki Yamano) 田村高等学校2年/陸上競技部

掲載日: 2022年4月1日更新

切磋琢磨して頂へ

タスキをつないで絆を結ぶ 田村高校復活へ5人の挑戦

佐久間 悠真、渡邉 煉仁、郡司 珀翔、栁沼 大綺、山野 睦生(田村高等学校2年 陸上競技部 所属)

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新しいことを始める時、何かに挑戦する時、そこにはなんらかのきっかけや背中を押される瞬間があります。目標とする人に一歩でも近づきたいという憧れや、あの時の悔しさだったり、信頼する恩師の薦めや、気心知れた仲間との他愛もない会話だったり。

今回インタビューに応じてくれた、田村高等学校陸上競技部の5人は、中学時代それぞれ違う部活動に所属、特設駅伝部やふくしま駅伝の練習を通して出会い、高校ではそろって陸上の世界に挑戦することを決めました。彼らが陸上の道に進むにはどんな“きっかけ”があったのか。そして、入部から1年、挑戦した先にはどんな世界が待っていたのか。彼らの共通の目標「高校3年時、都大路(全国高等学校駅伝競走大会)出場」に向けて、日々ひたむきに走り続ける彼らの素顔に迫ります。

タスキをつなぐ駅伝が好き

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渡邉 煉仁 Ren Watanabe -常葉町-

中1の時、ふくしま駅伝を常葉中の先輩が走っているのを見て「かっこいい」と憧れを持ちました。それから頑張って、中2の時に初めてふくしま駅伝を走らせてもらえて、“駅伝”が楽しくて、来年もまた走りたいという思いが続いて、高校では陸上部に入ることを決めました。駅伝の楽しさは、仲間が待っていてくれること、仲間のために全員が全力を出し切るところ。タスキを渡す時も仲間の顔が見えるのが楽しい。

陸上を本格的に始めて一年、初めての夏合宿では今まで走ったことのない距離をひたすら走って、足も精神的にも限界。最後は泣きそうになりながら走っていました(笑)。でも、走り切った後やタイムが出た時の達成感、ダウン中にみんなで話しているのが楽しくて、それが走る原動力になっています。

Profile

同学年エースと肩を並べたい

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郡司 珀翔 Hakuto Gunji -常葉町-

中学ではバスケットボール部に所属していましたが、下手くそで先生に怒られてばっかりでした(笑)。でも陸上では、あまり先生に怒られることがなく、むしろ褒められてうれしかった。高校でもっと強くなれるように頑張りたいと思い陸上部に入部しました。

田村高校の先輩とは入部前から一緒に練習していて、当時はジョグにもついていけず不安でしたが、入部してだんだん走れるようになって、憧れの先輩たちに少しでも追いつきたい、自分も速くなりたいという思いで1年間頑張ってきました。正直、体力テストは、ほとんど記録が悪い(笑)。でも持久走だけは、自信を持ってできること。精神面もずっと強くなったし、風邪もひかなくなった。陸上を続けてきてよかったと思っています。

Profile

田村高校の伝統を取り戻す

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山野 睦生 Mutsuki Yamano -船引町-

中学時代に、陸上競技が自分に向いているスポーツだと感じ、当時の担任の先生からの薦めもあって、田村高校で挑戦したいと思い入部することを決めました。入部してからは、ケガもあり目標とする走りができず悔しさが残りましたが、今年は自己管理をしっかりして、目標タイムを出せるように頑張りたいです。

陸上を始める前は、本当にだらしない生活をしていました(笑)。そのままいたら、なんでもすぐ途中でやめる性格になっていたと思います。もちろん、やめたいと思う時もありますが(笑)、精神的にも少しは強くなったし、陸上の楽しさを知ったので「走りたい」という気持ちが勝っています。大会や記録会の後に、みんなで自然とその日の反省を話しているときに仲間の存在を感じます。

Profile

“もっと速く”が原動力

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栁沼 大綺 Daiki Yaginuma -船引町-

小学生の頃からサッカーが好きで続けていましたが、陸上の成績の方が良かった。中2から参加していたふくしま駅伝でも、最初は練習についていけませんでしたが、中3の頃からついていけるようになり、本番も走ることができて自信につながって。正直、高校では部活をやらないと考えた時期もありましたが「みんなと駅伝をやりたい」と思い陸上部に入ることにしました。

入部当初はケガも多くみんなに置いて行かれていましたが、目標としていた5000m、15分台を出すことができました。まだまだ納得できるタイムではないので、自己ベストを更新し、もっと速くなりたいという気持ちが原動力です。中学の頃は、部活をサボることもありましたが(笑)、今は走りたい気持ちが強くなった。本当に精神面が成長したと思います。

Profile

みんなに追いつき、追い上げる

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佐久間 悠真 Yuma Sakuma -船引町-

中3時の福島県中学校駅伝大会、9位で惜しくも入賞を逃し、悔しくてみんなで泣いて、その時にこれからも駅伝を続けたいと思ったし、やるなら強豪校で自分を磨きたいと思い田村高校を選びました。みんなが田村高校に進学するというのも大きなきっかけになりました。

入部当初は同学年でタイムが一番下。それでも上に行けるように努力して、みんなに少しずつ追いついてきて、タイムを30秒縮めることができました。次は自分がみんなを追い上げる番だという気持ちで頑張っています。高校で陸上部に入り、本気で上を目指したいというスポーツに出会えたと感じています。何より大変で大事だと実感したのは、ケガをしないで練習を「続ける」こと。その上でメンタルも鍛えられています。

Profile

前に出る走りを

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田村高等学校陸上競技部 佐藤 修一 監督

田村市の選手の特徴は素直で明るいが共通するところ。高校で本格的に走り始めた、俗に言う遅咲きの選手であるが、長距離ランナーにとって大事な「身体的な細さ」があり、伸びる要素を持っている5人。1年時は練習に慣れるのに時間を要していたが、既にエース級に育っている選手もいる。まだまだ人間的に成長しなければならないところがあり、学業や日常生活で基本的なことができるようになると、さらに練習も積めるようになる。田村高校の選手は、3年時にみんなすごく強くなるので、最後の大会でレギュラーを勝ち取り、活躍する選手になることを期待しています。

番外編

【写真】田村高等学校 陸上競技部2年 TAMURA H.S. Ekiden 特戦隊!!!

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ほかの部員含め、見ているこちらが微笑ましくなるほど仲良し。

【写真】第40回田村富士ロードレース大会

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【写真】ふくしま駅伝田村市チーム(2021年第33回大会時)

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【ふくしま駅伝へのそれぞれの思い】
睦生:絶対に走りたいと死に物狂いで練習して、改めて駅伝が楽しいと思えた。また挑戦する気持ちが出て、高校の陸上につながる出来事になった。
煉仁:田村市チームのいつもにぎやかな雰囲気がすごく好き。
   近所や沿道の人の応援もうれしい。
珀翔:仲間と切磋琢磨してきた場所。
悠真:中学生の時は大会当日のメンバーに入れずに悔しい思いもしたが、高校で陸上を続けるきっかけになった。
大綺:監督、コーチをはじめ強くなるために練習を見てくれて感謝している。ふくしま駅伝後の記録会では自己ベストを更新できた。

たむら市政だより2022年4月号掲載

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たむら市政だより2022年4月号より。内容は当時のもの。)

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