都路地区にはいくつもの巨石パワースポットが点在。一つひとつの石に信仰や伝説が残っていますが、詳細に関しては今なお、謎に包まれています。圧巻の巨石パワーを見て、触れて、体感しにぜひ足を運んでみてください。ここでは気軽に立ち寄れる3つの巨石パワースポットを紹介します。
古代亀石
亀の形をした巨石で、高さ10.7m、周囲50.5m、重量は2,800t。
「鶴は千年、亀は万年」の言葉にあやかり、長寿や無病息災を願って亀石にしめ縄を張り崇拝したと言われています。この石のある地区は100歳を超える長寿者が多く続き、巨石のパワーを浴びると長生きできるという話も。駐車スペースから見ることができます。
笠石山の刃(やいば)
古代亀石から約5分ほど登った場所にある、高さ2.5m、幅5mの巨石。
その昔、日照りが続いて困っていた村人が大山祇の神に懇願。遣わされた水の神が剣を持って天へと捧げると、稲妻の光が刃と化して巨石を割り、大量の水が流れ、集落を救ったという伝説が残ります。古代亀石から、笠石山の刃までは山道のため、スニーカーでの来訪がおすすめです。
船石
高さ1.9m、幅11mの巨大な船の形の石。坂上田村麻呂が蝦夷征伐を成し遂げ京に上る折、夢に大船が現れ難を乗り越えて無事帰還できたという伝説に由来し、宝船とも言われている。石の上は平らになっており、上に登って撮影することも可能。駐車場からすぐの場所にあり、立ち寄りやすく、気軽に巨石文化に触れられます。