ご意見の内
田村市内の各所で特定外来生物に指定された植物である「オオキンケイギク」が繁茂しています。
自宅近く(椚山字四條内)の市道沿いや春山字駒場周辺の市道沿いなどは開花時期を迎えて非常に目立つ状態です。
本来的には発見次第防除されるべきものかと思いますが、特定外来生物であるという認識がないことや、花が見栄えすることから多くの市民から見逃されているのではないかと推察しました。
私見ですが、特定外来生物の防除・発見については行政のみでの対応はマンパワー的に限界があるだろうと思いますので、市政だよりなどでの市民への情報共有(見分け方や処分方法など)やボランティアなどの協力要請なども含めてご検討いただければと思いました。
ご検討よろしくお願いいたします。
回答
貴重なご意見ありがとうございます。
ご指摘の特定外来生物であるオオキンケイギクについては、根張りが強く、道路ののり面等の強化に使用されたことがあるなど、花もきれいなことからあまり特定外来生物としての認知がなされていない植物です。
増えすぎてしまうと、根張りが良く葉が生い茂るため、土の下層の光環境が悪くなり、1年草の植物の生育が遅滞してやがて消滅してしまうなどの影響があります。
ボランティアなどの協力要請については今のところ考えておりませんが、結実前に刈込をすれば増やさずに管理することができることから、梅雨時期にオオキンケイギクが咲いている場所の土地の所有者の方に、刈込を行っていただくことが効果的と考えておりますので、市ホームページやLINEなどを使って、市民の皆様に周知を図っていきます。
受付日/回答日
令和6年5月31日/令和6年6月6日
担当課
市民部 環境課 0247-81-2272