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風力発電の騒音及び森林被害について

掲載日: 2025年10月10日更新

ご意見の内容

 
お忙しいところ聞いていただきありがとうございます。近年の地球温暖化対策に国は力を入れ・特に福島県は原発事故以来環境エネルギー問題を真剣に考えているように思います。その中で都路においては風力発電が重要視されている様子で風車が沢山立ち並んでいます。風力発電に反対するものではありませんが、これ以上の騒音には耐えきれません。
 
環境省の指針には風車から人家への距離の指針は載せず、各市町村に任せています。地形や集落の位置などで一概に距離を決められないせいだと思っています。田村市はまだ決まっていません。早急に騒音・危険度等を考慮して人家や公共道路等への距離を決めて頂きたいと思います。
 
 また風車を作るには工事用の超大型車が通れる道を作るため山を削り周囲の木を伐採します。大雨が降れば水が集まり土石流が生じる恐れもあります。森林や動植物の豊富な自然が気に入って移住した私は、人家の近くでこのようなことが行われることをほうっておく市政のありかたに憤懣やるかたない思いをしています。自然エネルギーは良い事だけでなく、デメリットにもしっかり対策を練って住民を守って欲しいと思います。

回答

 この度は、貴重なご意見をありがとうございます。 ご指摘の風車の建設についての人家との距離ですが、静岡県では300m、浜松、酒田、豊橋市などは200mなど指針を設けているところはありますが、田村市は市としては独自の環境影響評価条例は設けておりません。

 また、全国で環境影響評価条例に風力事業を対象としている県が8県あり、福島県もその対象ですが、そのため、田村市としても人家との距離について指針は設けておりません。理由は個々に条件が異なるため、一概には決められないものであるためです。

 今回ご指摘の風力事業の計画ですが、事前調査を実施した「環境影響評価方法書」についての縦覧が実施されているところですので、大型部品の輸送用ルート、工事関係車両の走行ルート、森林の動植物への影響、地形、水利等への影響調査の実施並びにその調査手法等が示されておりますので、どうか縦覧いただき、計画事業者に対しご意見を賜りますようお願いいたします。

受付日/回答日 

令和7年8月7日/令和7年9月10日

担当課

環境課 ☎ 0247-81-2272

 

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