ご意見の内容
行政区運営について、市の見解をお伺いします。
現在、町内の各行政局間で区費の額に大きな開きが生じています。私の所属する区は年17,000円ですが、他区では
10,000円~13,000円程度と聞き及んでいます。他区では河川の維持管理や土地使用の収益が区費軽減に充てられてい
る一方、当区では市道の草刈り作業等を行っているのにもかかわらず、決算書上、住民の負担軽減に寄与している形跡
が見られません。
また、支出面においても一部の固定メンバーによる行事の飲食代に区費が充当されており、不参加の住民(年金受給
者や独居高齢者を含む)から集めた会費が一部の参加者の利益に偏っている現状があります。
田村市行政区設置等に関する規則に鑑み、以下の点について市の回答を求めます。
①収益事業の還元について:市からの委託料等が区費軽減に反映されない運営実態を、市として把握されていますか。
②支出の適正性について:参加が任意である行司の飲食接待に多額の区費を投じることは、地域住民の連帯を目的とす
る行政区の趣旨に反すると考えますが、市としての指導基準はありますか。
③格差の是正について:地域による区費の著しい不平等、および不透明な運営に対し、市として実態調査や改善勧告を
行う意思はありますか。
住民の納得感に基づいた持続可能な地域自治のため、市の明確なスタンスをご教示ください。
回答
はじめに、収益事業の還元についてのご質問ですが、ご指摘の行政区のうち、一部の区においては、市より河川の維
持補修(草刈り)の業務を受託し、契約はそれぞれの区の設置団体と締結しているため、受託料は行政区の運営費とは
別に管理されているものと思われます。行政区の運営については、大部分が居住する住民からの区費により賄われてい
るものと思われますが、自主的な組織運営であるため区費の使途等について市が意見を述べる立場にありません。
次に、支出の適正性及び参加が任意である行事の飲食接待について多額の区費が投じられていることについてのご質
問ですが、区費の使途については総会等により地区住民の了承を得て決定しているものと思われますが、こちらも同様
にあくまで自主的な組織であるため市としての指導基準はありません。
最後に、格差の是正についてのご質問ですが、行政区ごとに世帯数や維持管理する施設等の数量、事業数や規模が異
なり、行政区ごとの実情に応じた金額が徴収されているため、区費の額が異なることはやむを得ない事かと思いますが、
こちらも同様に市では意見を述べる立場になく、実態調査等の予定も現在はありません。
「田村市行政区に関する条例」では、行政区は本市行政の円滑なる運営と自治意識の高揚を図るために設置されてお
り、この規定の内容から、居住する住民にとって日常生活の中で納得感のある行政区運営は重要な事項かと思います。
一方で、自治体が行政区(自治会)の内部運営に介入できる明確な法的根拠がなく、当市においても該当する条例等
はありません。行政区はあくまで任意団体となりますので、繰り返しになりますが、市から改善勧告などを行うことは
差し控えさせていただきます。行政区の運営方針や区費の使途等は地域住民の了承により決定しているものと思われま
すので、区長等の役員と協議を行っていただきますようお願いいたします。
受付日/回答日
令和8年4月13日/令和8年4月17日
担当課
総務課 ☎ 0247-81-2111