質問内容
2021年5月及び2022年6月にも問い合わせさせていただいた助成金について、2年が過ぎましたが、私の住んでいる地区4各方部の育成会長の集合体である子ども育成会連絡協議会での活動は一向に行われず、助成金だけ交付を受けている状態となっている状態です。
当地区では、過去に子ども育成会連絡協議会単位での活動を行った前例がないことから、保護者によっては、各方部で活動しているのになぜ地区全体で活動する必要があるのかという意見もあり、そもそもの子ども育成会連絡協議会の存在すら周知がなされておりません。
2年前の市からの回答で、「今年度の単位会長を招集し、これまでの経緯や今後の助成金の在り方など話し合いを行います。」とありましたが、その後話し合いは行われたのでしょうか?行われたとしても、各保護者まで説明は周知されておらず、子ども育成会連絡協議会の存在が分からない保護者ばかりとなり、かといって、事業が行わなわれないことで実際は子供が損害を被っている状態ではありますが、それを認識して問題だという声もありません。
また、毎年、総会を開いて役員改選や事業計画や予算を決めるはずですが、私の方部の育成会長に聞いても、総会が行われたかも分からず、自分が役員になっているかもわからないし、子ども育成会連絡協議会というものが何なのかも分からないとのことでした。
ということは、2年前と同様に地区全体で活動するという架空の事業計画書を出張所で独自に作成して助成金だけ交付している状態になっていませんか?子どもの人数も正しく把握されているでしょうか?事業計画書すら保護者には知らされないので、誰が会員で、どんな実態なのかが分からない状態です。
子ども育成会連絡協議会の存在について、保護者を全員集めて説明し、今後の在り方を検討するよう指導していただけませんか?そこから始めることが、昨年市から回答いただいた「団体への活動促進策の検討」の回答に値するのではないでしょうか。
それでも変わらないようであれば組織の解散を促すべきかと思います。
回答
お問い合わせいただきました瀬川地区子ども会育成会連絡協議会について、令和4年度の活動実態と今後の計画について回答いたします。
はじめに、田村市青少年健全育成市民会議船引支部より瀬川地区子ども会育成会連絡協議会に対する助成金は、令和4年8月3日付で交付申請書が提出され、26,000円を交付しております。事業計画としては、8月の納涼会、12月のクリスマス会が計画されており、会員数は門鹿・大倉・新館・石沢地区の幼稚園から中学生までの55名となっております。
次に、ご指摘の「単位会長を招集し、これまでの経緯や今後の助成金の在り方について話し合いは行われたのか」については、市より単位会長へ協議の機会を設けるよう依頼しております。また、今回、単位会長から聴き取りを行ったところ、総会の開催や活動実績について、次のような回答を得ております。
(1)令和4年度
①総会 令和4年6月24日(金)
②出席者 各単位子ども会育成会長 4名
③会員数 各単位会長より聞き取り
④活動実績 新型コロナ感染拡大防止のため実施せず。
ただし、瀬川小学校閉校記念イベントの協賛依頼があったため、協賛を行っている。
(2)令和5年度
①総会 令和5年7月18日(火)に開催予定
②出席者 各単位子ども育成会長 4名
次に、「子ども会育成会連絡協議会の存在について、保護者を全員集めて説明し、今後の在り方を検討するよう指導願えないか」については、今回のご意見を会長にお伝えし、連絡協議会内の課題として取組んでいただくようお願いして参ります。
また、瀬川地区子ども会育成会連絡協議会は、あくまでも田村市青少年健全育成市民会議船引支部の一助成団体となりますので、助成金の適切な執行に関する指導は可能であっても、活動に対しては田村市及び青少年健全育成市民会議が指導する立場にはございませんのでご了知願います。
受付日/回答日
令和5年7月8日/令和5年7月13日
担当課
教育部 生涯学習課 0247--81-1415