ご意見の内容
4月の桜の綺麗な時期にJR磐越東線に乗りました。いわきから三春で降りて駅前の桜並木を探索して郡山までの全線を乗りました。そこからJR水郡線に乗り換えて水戸までの一周の旅を楽しみました。
いわきから郡山まで浜通りから中通りに抜ける横断の旅は、夏井川や渓谷の景色、阿武隈の農村地帯を行く景色、古いレンガ積みのトンネルなどの風情がある景色がたくさんあり、それをもっと魅力として発信できないものかと思いました。
そこでいくつかの提案をいたします。
①車両のカラーリングをキハ110のJR東日本標準塗装から、水郡線のように沿線の風景をモチーフにしたものに塗り替え、三春桜に代表される沿線の観光地が引き立つものにすること。
②小湊鉄道やわたらせ渓谷鉄道のように文化遺産にこそ認定していないが、大正年代に作られたレンガ積みのトンネルは100年以上の歴史を今によく残しており、今も現役の線路として用いられている貴重な鉄道遺産である。磐越東線を動く鉄道遺産として地域外に情報発信してはどうか。
③活性化協議会で磐越東線のパンフレットを作り、内外のJR東日本の駅に置いて情報発信をして、あぶくま洞や鍾乳洞、ムシムシランド、星の天文台などの情報発信をする。場合によっては水郡線沿線とも提携をする。
回答
市では、磐越東線の利活用と沿線地域の活性化を目的とした、三春町、小野町等の沿線自治体による磐越東線活性化対策協議会を設置し、沿線地域住民のマイレール意識の醸成を始め、交流人口の拡大や地域の魅力創出などに取り組んでいるところであります。
また、県では広域的視点から水郡線、磐越東線、磐越西線、只見線等の各路線の利便性の改善及び沿線地域の連携等により、住民福祉の向上を図るとともに、県土の均衡ある発展を促進するために、福島県鉄道活性化対策協議会を設置しております。
ご提案いただいた内容については、磐越東線活性化対策協議会及び福島県鉄道活性化対策協議会において共有し、鉄道及び地域の活性化に繋がる取組みとして、実現に向けて協議してまいります。
受付日/回答日
令和5年7月18日/令和5年7月21日
担当課
総務部 企画調整課 企画調整係 ☎0247-61-7615