ご意見の内容
令和5年4月から子ども家庭庁が設置されますが、内閣府の資料による子ども家庭庁の基本姿勢に、地方自治体との連携とあります。
また、こどもや若者の意見を政策に反映と記載されております。
田村市では、以前より子ども議会を毎年開催し、小中学生が各学校で子供たちからの意見を集約し、市当局に議場で直接質問し答弁してもらうという事業を行っており、市の説明をお聞きした際には、子供たちからの意見が具現化している事業もあるということでした。
つまり、国の方針に先んじて、子供の意見を政策に反映させている田村市は、子供の意見が反映され子供が住みやすい街として、大いに誇れるものと感じます。国でこれから進めようとしている取組みを田村市では既に進めているわけであります。
そこで、本市の取り組みを全国へ誇れる先行事例として国と連携強化し横展開してもらうことで、本市が子供の意見を政策に取り入れる子供にやさしい自治体のトップランナーとして、特に子育て世帯をターゲットとして情報発信し、移住者増はもとより定住者増を目指してしてはいかがでしょうか。
そのためにも、子ども議会の対象を高校や大学生まで拡げることや、子供が意見を出しやすい環境や政策形成教育を一層充実し、行く行くは市民がだれでも意見を出し、話し合い、そして高められる街づくりを市民一丸となって実現されることを望みます。
また、過去に実現してきた子ども議会で出された提案にはどんなものがあったのかを、ウェブサイト等で公表し、多くの方に知ってもらうことで、「この事業は子供の意見が反映された事業です」ということを広く知ってもらうことも重要だと思いますので、公表していただけないでしょうか。
回答
今年度で第5回目となる「田村市こども議会」は、田村市の小中学生に、議会制民主主義やまちづくりへの関心を高めてもらうとともに、故郷を大切にする心を培い、将来の田村市を担う人材に育ってほしいという願いで開催しています。
こども議会での子ども目線の素直な意見と提案が田村市のまちづくりの一助になり、しいては田村市の発展につながれば大変うれしく思います。こども議会をきっかけに各小中学校においても提案内容に関心が高まったという話も聞いております。
こども議会の在り方、開催方法については、子どもたちが田村市に必要なことを真剣に考え、さらに行政に大きな関心を寄せることができるように、今後も創意工夫してまいります。
こども議会の内容については市政だより、議会だよりに掲載されておりますが、ウェブでの公表については、現在は公表しておりませんので、今後公表の有効な手段について検討してまいります。
受付日/回答日
令和5年2月24日/令和5年3月3日
担当課
教育部 学校教育課 ☎0247-81-1214