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Challenger Vol.11 ダンスドリル「Cheer UP!」

掲載日: 2022年9月30日更新

Cheer UP!!!

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今月号のChallengerは「ダンスドリル」の全国大会常連校の郡山商業高校と郡山高校で、それぞれ高校から競技に挑戦し始めた鹿俣さん、真城さん、佐久間さんを紹介。華やかな衣装、整った振り付け、洗練された笑顔、パワーみなぎるかけ声は、見ている人を思わず元気にさせます。芸術的なその姿に至るには、想像を超える時間、できるようになるまで何度も繰り返し練習を積み重ねた過程が感じられます。楽しくも厳しい練習を乗り越えた先に見える新たな自分を想像して、日々練習に取り組む3人にインタビューしました。

ダンスドリルとは?

アメリカ西海岸が発祥で繰り返し練習し統率されたダンスの総称。スローな楽曲に合わせた動きのリリカル部門やチア的な要素とダンスとが融合したチア部門など全15のカテゴリーに分類され、チーム独自の創造性、協調性を通しての表現内容、技術、衣装、表情などが評価対象として含まれる。

「全国高等学校ダンスドリル選手権大会2022」の記録

郡山商業高校郡山高校

(写真左から:郡山商業高校、郡山高校)

郡山商業高校

・ドリルポン部門ミディアム編成:優勝

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・プロップ部門:優勝

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・キック部門:3位

・グランドアチーブメントアワード:3位

郡山高校

・キック部門:優勝

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・ミリタリー部門:3位

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・グランドアチーブメントアワード:2位

【写真提供】

集合写真:各高校より

大会写真:NPO(特定非営利活動法人)ミスダンスドリルチーム・インターナショナル・ジャパン

鹿俣 理紗(Risa Kanomata)郡山商業高校2年/チアリーディング部

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小学生の時から習っているピアノとダンスの影響で音楽が好きになり「表現」することをもっと楽しみたいと思いチアリーディング部に入りました。入部して特に印象に残っているのは、一年時に出場した東北大会。初めての大会でとても緊張し、先輩に迷惑をかけられない、完璧な演技をしなければならないとすごく緊張して不安でしたが、先輩が「頑張ろうね」と温かく声をかけてくださって、落ち着いて演技できたことを今でも覚えています。ダンスドリルは一人では絶対に経験できないこと。部員のみんなと踊れることが一番の幸せでいつも感謝しています。新体制になり、部の選抜メンバーで出場するリリカル部門のリーダーを務めることに。先輩の思いを引き継いでいけるよう頑張ります。

Profile

真城 美紀(Miki Shinjo)郡山高校2年/チアダンス部

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ダンスドリルに挑戦したくて郡山高校に進学しました。ダンスは未経験で不安もありましたが、新入生歓迎会で先輩たちが演技している姿を見て同じように踊れるようになりたいと思い改めて入部を決意しました。入部して一年半、特に印象に残っているのは、1年時のウィンターカップ。振り付けに三点倒立が入っていたのですが、なかなかできるようにならず、不安ばかりが募っていました。そんな時に、先輩や同級生が毎日練習に付き合ってくれて、できた時には一緒に喜んでくれて、本番でも成功した時には本当にうれしくて今でも心に残っています。最初はできなかったことも、簡単には諦めないで続けることの大切さを学びました。今はもう一度キック部門で全国優勝を果たすことが目標です。

Profile

佐久間 心花(Konoka Sakuma)郡山高校2年/チアダンス部

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高校入学後、部活動見学の際にチアダンスの衣装で踊っている先輩方に憧れて入部を決意しました。ダンスドリルの魅力はみんなで辛い練習を乗り越えて笑顔で踊れるところ。また、ダンスドリルは、一人一人の動きを見られるので、ごまかすことができません。お互いにアドバイスし、協力することの大切さも学んでいます。練習がきつくて、休みたいと思う時もありますが、それよりも頑張って練習して、全国大会の大きな舞台で優勝して見る景色がすごく素晴らしいので続けてきて良よかったと思います。先輩が引退し、私たちが後輩を引っ張っていく立場になりました。これまでは先輩に頼っていたところが多かったですが、周りのことを気にかけながら、良い成績を残せるように頑張りたいと思います。

Profile

顧問の先生方から

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左から藤井先生(郡山高校)、工藤先生(郡山商業)、小林先生(郡山高校)

心と体のバランスを大切に

郡山商業高校 チアリーディング部 顧問 工藤 幸恵 先生

田村市の生徒に共通するところは、素直で探求心があるところ。通学に時間がかかる分、時間をうまく使う工夫ができ、常にコツコツと積み上げることができるのが特徴だと感じます。ダンスドリルの練習では辛いこと苦しいこともありますが、頑張り続けた先には成長できるということを高校3年間で味わってほしいと思います。礼儀や努力することの大切さが社会に出て役立つ時がきます。

笑顔でやり切る姿に元気をもらえます

郡山高校 チアダンス部 顧問 藤井 弥生子 先生、小林 弥奈 先生

ものすごい練習量で、普通だったら顔をしかめたくなるようなことでも、ぱっと切り替えて笑顔で表現する。楽しんでやっているとは言え、真似できるものではないといつも感心しています。個々が一つ一つの技を極めていくことはもちろんですが、チームとしてどうすればより良いものになるのかコミュニケーションをとりながら工夫して技術力を向上させ、一つの作品を作り上げていくことでさらなる成長を期待しています。

たむら市政だより2022年10月号掲載

市政だより_Cheer UP!

たむら市政だより(2022年10月号) (3.7MB)

たむら市政だより2022年10月号より。内容は当時のもの。)

オフショット

今回のダンスドリル特集は、先生方のお取り計らいもあり、郡山高校にて合同で取材させていただきました。ひとつの動きを何回も何回も何回も…みんなが揃うまで練習する姿には度肝を抜かれました。一見華やかに見える世界ですが、日々の小さな小さな積み重ねが全国大会優勝という大きな成果につながることを彼女たちは自分たちの行動で示している。これは、大きな自信になるだろうなぁと感じました。いつか大舞台に立つ彼女たちの姿を生で見てみたい!オフショット写真は筆者の希望で撮らせていただいたのですが、慣れないポーズにも笑顔で対応してくれました。ありがとうございました。

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【Challenger】田村市出身、高校生アスリートインタビュー

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