全国の舞台で 0.01秒でも速く 自己ベストに挑戦
たむら支援学校高等部3年 鈴木 和成さん(船引町出身)
5月15日、とうほう・みんなのスタジアムで開かれた「第60回福島県障がい者スポーツ大会」の陸上競技で、たむら支援学校高等部3年の鈴木和成さんが100m男子27a※で13秒3の記録で優勝し、全国大会出場を決めました。
鈴木さんは、10月29日(土)~31日(月)にカンセキスタジアムとちぎ(栃木県)で開かれる、第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」に出場します。
※27a:27は「知的障害」の障害区分、aは「軽度」を表す。
【写真】第60回福島県障がい者スポーツ大会の様子(2022年5月15日)
(写真提供:たむら支援学校)
陸上を始めたきっかけ、全国大会に向けて
もともと体を動かすことは苦手でしたが、中学生の時に、桐生祥秀選手に憧れて陸上を始めました。
陸上の楽しいところは、大会で自己ベストを更新できた時。県大会では優勝できたものの、自己ベスト更新はできなかったので、全国大会では、少しでもタイムを更新できるように精一杯頑張ります。
※鈴木さんの自己ベスト:12秒76
【写真】たむら支援学校での練習風景
たむら市政だより2022年10月号掲載
(たむら市政だより2022年10月号より。内容は当時のもの。)
オフショット
チームメイトとコミュニケーションを取りながら、時折、笑顔を見せ楽しそうに練習する姿がとても印象的でした。
嫌いな食べ物は「野菜」。少しでも早く走れるように、野菜嫌いの克服も課題のようです(笑)。
高校生活の集大成、全国の舞台でベストを尽くして頑張ってほしいです。ガンバレ和成君!
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