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Challenger Vol.12 佐々木優斗さん(Yuto Sasaki)

掲載日: 2022年11月1日更新

バスケに関わる人生を

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佐々木優斗(FSG開志学園高校1年/常葉中卒)

国際アート&デザイン大学校高等課程[FSG開志学園高校](以下、FSG高等部)でプロバスケットボール選手を目指して活躍する佐々木優斗さん。

何気ないきっかけで始まったバスケットボール(以下、バスケ)人生ですが、彼は瞬く間に才能を開花させ、福島県を代表する選手へと成長を遂げました。コーチやチームメイトとのコミュニケーションを要する団体競技で、高校1年生ながら、既に数々のチームでキャプテンを務めあげた経験からも人となりの良さがうかがえます。
また、同校はBリーグ福島ファイヤーボンズのバックアップの下、一般の高校生と同じ教育を受けながら、昼型トレーニングシステムの環境で、分野のスペシャリストたちが指導し、将来はバスケに関わることを目標にした生徒たちが数多く集まっています。
バスケと共に生きることを心に決め、夢に向かって真っすぐ突き進む優斗さんにインタビューしました。

Profile
主な大会出場歴

【高校】

【福島ファイヤーボンズU15】

【中学校】

バスケを始めたきっかけ、バスケに向き合う姿勢の変化

弟がバスケを始めたいと言ったのがきっかけで常葉ミニバスケットボールスポーツ少年団に入団、バスケを始めました。最初はぜんぜん興味なくて、遊び感覚で始めた感じです。5年の時、先輩たちの最後の大会が県中ベスト8で終わったのですが、僅差で負けてしまい、悔しさや先輩たちが引退する寂しさで、みんな泣きながら試合を終えました。そこでみんなが変わった。だんだんチーム全員が本気になってきて、自分もバスケに対する取り組み姿勢が変わっていった時期でした。
ミニバス時代は、県内で一番きつい練習と言っても過言ではない「地獄の6分間走」など、体力づくりが本当にきつかったです(笑)。でもこの練習やコーチ陣からの指導がなければ、今の自分はないと思っています。

【写真】常葉ミニバス時代(前列左から3人目)

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【写真】常葉中学校時代(前列左から1人目)

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(写真提供:佐々木さん)

これまでのキャリア、初心を忘れないように

中学では3年の時に中体連で優勝、東北大会に出場することができました。飛び級で国体選手にも選抜してもらった。福島ファイヤーボンズU15には1年の時から所属していて、Jr・ウィンターカップ2021‐2022でベスト8、BリーグU15チャンピオンシップ2022で3位入賞など、さまざまな大会をとおして、たくさんの選手、コーチ、先生とコミュニケーションをとることができ、自分でもすごい経験をさせてもらったと思っています。同時に、周りの方々から「天狗にはなるなよ」と笑い話で言われることがありますが、それは本当にそのとおりで、自分自身でも気にして心がけていることです。

【写真】いちご一会国体でともに戦ったメンバーと(前列中央)

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(写真提供:佐々木さん)

高校入学、自分の強み

FSG高等部に入学、先輩に付いていけるか心配もありましたが、大会などでも緊張せずに思いっきりプレーできています。この学校は環境が整っているのはもちろんですが、雰囲気も良く、縦社会がなく縛られないでプレーできるのが良いところで、入学前の練習会でも、自分に合っていると思い入学を決意しました。
バスケでの自分の強みは、先輩後輩関係なくバチバチにやり合えるところ。そしてとにかくしゃべること。分かりやすく短い言葉で、やってほしいことをたくさんしゃべります。先輩に指示も出す。普通は後輩に言われたらイラっとくるだろうけど、納得してプレーに反映してくれる先輩たちがいることに感謝していますし、尊敬しています。その他には、自分が優先ではなく相手に合わせることや、自分が先に行動することなども意識しています。

【写真】FSG高等部での練習風景、集合写真

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バスケのために続けていること

いつも寝る前に、高校でのこれまでの試合やプロの試合を動画で見て、イメージトレーニングをしてから眠っています。そうすると、初めて見たプレーでも次の日無意識にできるようになることがある。頭の中も整理されるし、大事だと思って続けています。寝る前もバスケ、寝ている時もバスケ、そして朝起きて朝練…、24時間バスケのことを考えていますね(笑)。

【写真】試合での様子(福島ファイヤーボンズU15時代)

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©FUKUSHIMA FIREBONDS

これからの目標、将来の夢

今はとにかく目の前の大会に集中すること。まずはウィンターカップ。地区予選で悔しい思いをしたので、県大会では優勝して、全国大会に出場し、3年生に恩返しをしたい。自分自身としても、1年生で出場させてもらっているので、これまでのキャリアを生かしてチームに貢献し、そこでまた経験を積んでいきたいです。
将来の夢は、プロ選手ですが、怪我なく、ずっとバスケに関わっていきたい。選手引退後のセカンドキャリアもバスケに関われる仕事に就きたい。バスケに関われる人生を送っていきたいと思っています。

【写真】FSG高等部での練習風景

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「太陽」のような選手

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FSG開志学園高校 バスケットボール部 瀬尾 裕史 コーチ

技術的にはもちろんですが、コーチングしたいと思えるメンタリティの持ち主。話をちゃんと目で聞きくことができ、分からない部分は質問するなど、向上心が高い選手です。また、いつも明るく笑顔で、周りに人が集まり、チームメイトが佐々木優斗と一緒にバスケしたいと思えるプレイヤーであると感じます。
高校生活のなかで期待することは、リーダーシップ。勉強面もそうですし、バスケでは技術だけではなく練習への取り組み姿勢や仲間との関わり方など、特別な役割が彼にはあると思っています。さまざまなことを率先して頑張ってほしいと思いますし、私もコーチとして尊敬と感謝の気持ちを忘れず彼の夢のサポートの一助を担えたらと思います。

たむら市政だより2022年11月号掲載

11月号最終

たむら市政だより(2022年11月号)

たむら市政だより2022年11月号より。内容は当時のもの。)

オフショット

「ここはアメリカの学校?」と思わせるイマドキな体育館で、とにかく楽しそうにバスケットボールをする姿が印象的なFSG高等部。

取材日は、第9回 3×3 U18日本選手権 東日本大会 福島県予選会の日。緊張感がありつつも、自由に生き生きとプレーする姿は見ているこちらも笑顔になります。

もちろん楽しいだけではないのがスポーツの世界ですが、何かに縛られず自由に自分を表現できる環境は成長するに必要だと感じます。

バスケに関わる人生、もちろん一筋縄では行かない場面もたくさんあると思いますが、持ち前の明るさで周りを引き付け、大舞台でファンを魅了する日は近いかもしれません。ガンバレ優斗君!

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