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Challenger Vol.2 佐久間拓斗さん(Takuto Sakuma)

掲載日: 2021年12月28日更新

自ら培った「パワー」と「打撃」を武器に這い上がる、これが自分の「恩返し」

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佐久間拓斗(田村高等学校 3年/船引町出身) 福岡ソフトバンクホークス育成8位指名 ♯149

田村高等学校野球部でひときわ体が大きく、圧倒的な存在感を持った1人の球児、佐久間拓斗さんが、2021年プロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークス(以下、ソフトバンク)から育成8位指名を受けました。2人の兄の影響で野球を始めた1人の少年が、球児であれば誰もが一度は夢に見る「プロ野球選手になりたい」という思いを現実にし、今春からプロ野球選手としての人生をスタートさせます。「プロ」という夢の世界に飛び込み、自ら「挑戦」することを選んだ、若きアスリートの心境についてインタビューしました。

Profile
  • 生まれ/2003年7月17日、船引町
  • サイズ&投打/183センチ、105キロ、右投右打
  • 球歴/小学2年時に船引スポーツ少年団野球クラブに入団、捕手。船引中時代は軟式野球部で捕手。田村高校では2年夏からベンチ入り、同年秋からレギュラー、捕手で4番。3年夏の大会は3回戦敗退。卒業後は、福岡ソフトバンクホークスに入団。同校からのプロ進出は4人目で、高卒では初めて。
  • 座右の銘/初心忘るべからず
  • 好きな野球選手/大谷翔平
  • 習慣にしていること/素振り
  • リフレッシュ方法/お風呂で歌うこと♪
  • 好きな食べ物/米と肉

「プロ野球選手」を目指そうと思ったきっかけ

自分は負けず嫌いですごく落ち込みやすいタイプで、試合や練習で思うようにいかないことがあると、よく監督や担任の先生、親に励まされてきました。高校3年生になり、自分の進路を具体的に考え、これまでを振り返った時に、田村高等学校(以下、田高)や親…これまでお世話になった、支えてくれた人たちに「恩返し」したいと思うようになり、プロ野球選手を目指すことを決めました。

一筋縄ではいかなかった高校での野球生活

大友監督の下で野球をやりたい一心で、田高に進学しました。漠然とプロ野球選手になりたいと思ってはいましたが、入部当初は本当に「下手」で、バットを振っても全く当たらず、ただブンブン振っていた感じでした(笑)。当然レギュラーにもなれず。

1年生の秋、先生に自分のトレーニングを見てもらう機会があり、自分からも進んで仲間と一緒にウエイトやバッティングの練習に励むようになりました。素振りは毎日500本以上。冬の練習をやり抜き、レギュラー入りして迎えた初めての大会、秋季高校野球福島県県中支部大会で、田高は勝ち進み、最後の代表決定戦。4番で出場し、2ランを放つなどチームの勝利に貢献。県大会に出場することができました。最終的に、高校通算本塁打は35本。これまでの練習が結果につながったと実感しました。

【写真】秋季高校野球福島県県中支部大会の様子(2020年9月1日)

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(写真提供:スポーツ報知)

ドラフト会議の結果、周りの反応

ドラフト会議の様子は、学校で校長先生や監督、両親らと一緒に見ていました。決まった瞬間「ほっと」しました。特に監督や担任の先生はうれしかったと思います。子どものように自分のことを思ってくれているので…。

育成での入団は、特に気にしていません。自分は「這い上がる」のが好きな性格。ここから這い上がって恩返ししたいという気持ちでいっぱいです。ソフトバンクからの指名も、本当にうれしかった。内心はソフトバンク1本に決めていました。

【写真】2021年12月11日に開催された新入団会見の様子

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© SoftBank HAWKS

これからの野球人生、これからの目標

まずはスタートラインに立てたところ。自分は「打撃」を期待されているので、1日でも早く1軍に上がって、チームに貢献したい。そして「ホームラン王」を取ることが目標です。

また、野球選手として、田高・公立高校からでもプロで活躍できることを多くの人に知ってもらいたい。“あいさつに引退はない”というように「人間性」磨き、何事にも引退せず努力し続けたいです。

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© SoftBank HAWKS

後輩に向けて…

プロ野球に行ける可能性はゼロではない。マイナスに考えて、諦めるのではなく、自分を信じて日々全力で野球をしてほしいです。

努力が自信につながり、行く世界が変わっていった 

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田村高等学校野球部 大友研也 監督

入部当初は今のようになるとは全く思いませんでしたが、自らトレーニングに打ち込むようになって、技術面・精神面ともに「明らかに」変わっていきました。拓斗は、素直にしっかり取り組むことができ、やると決めたらやり抜くことができるのが強み。プロの世界は正直、だいぶ厳しいと思う。でもその挑戦権をもらえた。きっちりやっていれば、そのチャンスをしっかりとつかめる。期待しています。

たむら市政だより2022年1月号掲載

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たむら市政だより2022年1月号より。内容は当時のもの。)

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祝 福岡ソフトバンクホークス(育成選手)入団 佐久間拓斗選手
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