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Challenger Vol.22 大河原陽向さん(Hinata Okawara)

掲載日: 2023年12月28日更新

“新たな挑戦”から学んだ3年間

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大河原陽向(郡山北工業高等学校3年 バレーボール部/船引中卒)

今月号のChallengerは郡山北工業高等学校(以下、北工)バレーボール(以下、バレー)部に所属する大河原陽向さん。北工は、昨年11月の「第51回FTV杯争奪福島県高校バレー選抜優勝大会」で優勝し、1月4日~8日に東京体育館で行われる「春の高校バレー(第76回全日本バレー高校選手権大会)」に2年ぶり11度目の出場を決めました。

小中学校では軟式野球に励み、その実力を期待されていた大河原さんですが、北工進学と同時にバレーを始めました。高校から新しい競技に挑戦した3年間の活動と、最後の大会に懸ける想いを伺いました。

Profile 

“初心者”で“強豪校”に

中学生の時に、春高バレー県予選の試合をテレビで見た時に、北工の選手たちがバレーする姿が楽しそうでかっこよくて、自分も「バレーをやりたい」と思いました。元々、興味がありましたが、中学にバレー部はなかったのでプレーする機会はなく、軟式野球を続けていましたが、その中継を見て北工への進学を決めました。

実際に入部すると、県トップレベルの選手が集まる環境で、特に最初の1か月は、「3年間続けられるのか」と不安でした。スパイクも強く打てないし、レシーブもしっかり上げられない、何をやっても上手くいかず、自分と周りのレベルの差に悩み、辞めたいと思ったこともありました。しかし、「練習するしかない」と思い、部活後に同級生たちに付き合ってもらい自主練に励むなど、支えてもらい、声をかけ合いながら乗り越えてきました。現在は2番手のリベロとして、「チームが勝つため」に自分にできる大事な役割を果たしたいと思っています。

北工でバレーを始めて、実力だけではなく人間性や社会性を学ぶことができました。あいさつはもちろんのこと、結果に見合った行動をするべきだと思いますし、頼りにされる人間に少しはなれたと思います。

【写真】第51回FTV杯争奪福島県高校バレー選抜優勝大会で優勝した北工バレー部(2023年11月23日)

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(写真提供)郡山北工バレーボール部

【写真】3年間苦楽を共にした同級生メンバー(後列左から2人目が大河原さん)

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最後の大会に向けて

前回の春高バレー県予選は1回戦で負けてしまいました。3年生と出場できる最後の大会で、絶対に負けないという気持ちでしたが、出場もできず、ベンチで見ていて無力感を感じ、悔しい思いでいっぱいでした。しかし、この経験がチームの原動力になり、昨年夏のインターハイと春高バレー出場を決めることができたと思います。最後の大会は、インターハイの反省を踏まえ、目標の「全国ベスト8」を達成したいです。

チームみんなで“楽しいバレー”をしますので、それを見て元気になってもらえたら嬉しいです。

【写真】練習の様子

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後輩に向けて

何事も「挑戦すること」が大切だと自分は思います。やらないで後悔するより、やってみて失敗して、失敗から学んで上達していった方が、大人になった時にもその経験が役に立つのではないかと思います。自分のように高校から強豪校で新しい競技に挑戦する人は少ないかもしれませんが、新しい考え方や新しい視点を養って、大人の考え方を身に付けていくチャンスになると思っています。

悔いのない戦いを

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郡山北工業高等学校 バレーボール部 顧問 飯沼 康太 先生

高校から始めることを最初は大丈夫かなと思いましたが、我慢強く、献身的で、集団の輪を大事にするチームスポーツに向いた選手です。スタートの選手ではないですが、試合に出ている選手が全てではありません。練習中の熱量やチームを引っ張る素質は1年の頃から発揮されており、彼がいなければ上のステージへ躍進することはできませんでした。春高バレーでは、3年間積み重ねたものを出し切る大会にしてほしいと期待しています。

郡山北工業高等学校バレー部を応援しよう!

春高バレーは1月4日(木)に開幕します。情報は大会HPをチェック!

*郡山北工バレー部の初戦は、1月5日(金)15時00分(男子2回戦)の予定です。大会当日はLIVE配信も行われる予定です。

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たむら市政だより2024年1月号掲載

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たむら市政だより(2024年1月号)

たむら市政だより2024年1月号より。内容は当時のもの。)

オフショット

「中学までの軟式野球部での実力も期待されていた」と聞いていたからか、やっぱり、少し野球部の雰囲気を感じさせる大河原さん。しかしながら、体育館での素早く柔軟な動きは間違いなく強豪校で活躍する選手であると確信しました。

新しいことに挑戦したいと思っていても始められないことのほうが多いと思いますが、殻を破って冒険した過程は間違いなく新しい自分に出会えるチャンスだと改めて気づかされました。そして、チームのため・勝利のために自分ができることを考えて、実践していく選手たち。改めて”チームスポーツ”の醍醐味を感じる取材の時間となりました。

春高バレーでのさらなる飛躍を期待しています。ガンバレ北工バレー部!

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