掲載日: 2024年4月1日更新
今月号のChallengerは帝京安積高等学校(以下、帝京安積)男子バスケットボール(以下、バスケ)部に所属する佐々木宙翔さんと白岩凌峨さん。帝京安積は、昨年の「第60回福島県高等学校バスケ選手権大会」で初の県優勝を果たし、「第76回全国高等学校バスケ選手権大会(ウィンターカップ)」に出場、ベスト16の好成績を残すなど近年着々と力をつけてきたバスケの強豪校です。
この春、高校2年生になったお二人は、幼稚園からこれまで同じ学校で共に学び、同じスポーツ少年団、部活、クラブチームに所属、昨年の「かごしま国体(特別国民体育大会)」では共に県代表として出場するなど、切磋琢磨しながら競技を続けてきました。成長を続けるお二人にこれまでの高校生活と今後の目標を伺いました。
昨年、3年生中心のチームではありますが県優勝し、チームとして初の全国大会出場を経験できました。試合に出る機会もいただけて、尊敬する先輩方とプレーでき、バスケだけでなく人としても成長できた1年になりました。試合に出るなかで、自分の持ち味を出せず苦労することもありましたが、先輩方に相談するなど、分からないことをそのままにせずコミュニケーションをとることを心がけました。高校での練習はきついこともありますが、それも含めて仲間と協力しボールをリングに入れることがバスケの楽しさです。今年も県優勝、全国大会出場を目指し、憧れの先輩を目標に頑張ります。
【写真】大会での様子
(写真提供)佐々木さん
高校に入学し、2023年度男子U18日本代表チームに選出された先輩もいる環境で練習をすることができ、技術面も精神面も成長を感じられた1年となりました。自分の強みであるスリーポイントシュートが評価され、国体メンバーに選出されたことはとても良い経験になりました。さらに強くなるために、ディフェンスが課題と感じています。顧問の水野先生に細かく教えてもらい、改善できるように努力しているところです。夢にバスケが出てくるほど、バスケが大好きなのが競技を続ける原動力です(笑)。自分の役割や強みを生かし、試合で得点を取り、チームに貢献していきたいです。
【写真】大会での様子
(写真提供)白岩さん
*前から2列目右から3人目が佐々木宙翔さん、最後列右から3人目が白岩凌峨さん。
(写真提供)水野先生
*1列目左端が白岩凌峨さん、右端が佐々木宙翔さん。
(写真提供)白岩さん
*1枚目・2枚目:常葉中学校卒業時。
*3枚目:高校生になったお二人。
*4枚目・5枚目:かごしま国体(特別国民体育大会)には共に県代表として出場。
(写真提供)佐々木さん、白岩さん
帝京安積高等学校 男子バスケットボール部 顧問 水野優斗 先生
彼らを見たのが中学2年生の頃でした。リクルートをしようと思ってプログラムを見たらまだ2年生だと知り衝撃を受けたのが印象に残っています。それぞれの特徴としては、白岩は入り出したら止まらない3Pシュート、佐々木は状況判断が非常に優れている選手。両者共に帝京安積に欠かせない存在になってきました。今後の彼らに期待しています。最後に、彼らには今まで関係して下さった方々への感謝の気持ちを忘れずに、大きな夢を持ちたくさんの方から応援される選手になってほしいと思います。
(たむら市政だより2024年4月号より。内容は当時のもの。)
強豪校でプレーするお二人、とても礼儀正しく、そしてものすごくバスケが好きだということが伝わってきました。親御さんから伺ったところによると「友達だけどどこかで常にライバル意識。幼稚園から一緒でも、運動会では一度も同じ組になったことはない。」というエピソードもあるとのこと。お互いをよく知る二人だからこそ、協力し合い、周りを巻き込んで、目標に向かって引き続き突き進んでほしいと願います。ガンバレ、帝京安積高校男子バスケ部!
*幼稚園時代のお二人。(左が白岩凌峨さん、中央が佐々木宙翔さん。)
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【Challenger】田村市出身、高校生アスリートインタビュー
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