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野良猫に餌を与えている方へ

掲載日: 2025年7月30日更新

 お腹を空かせた野良猫がいたら餌を与えたいという気持ちは否定できるものではありません。しかし、野良猫のためを思って餌を与えることが、結果として不幸な野良猫を増やしてしまうこともあります。また、餌を与えている野良猫がご近所の迷惑となっているかもしれません。あるいは、野外にいる猫は、だれかの飼い猫の可能性もあります。野外にいる猫に餌を与えることは、その猫の行動に責任を持たなければなりません。

安易な餌やりが猫自身に与える影響

・猫が繁殖して増えれば縄張り争いが起こり、怪我や事故にあう猫が増えます。

・猫同士の接触やけんかを通じて、感染症が流行しやすくなります。

・メス猫は一年に2から4回(毎回4匹程度)出産するため、母体に負担がかかり衰弱します。

安易な餌やりによるご近所トラブル

 近年、市役所にも猫に関する苦情や相談が寄せられています。その中でフン尿による苦情が多くを占めています。

<猫に関する苦情・相談例>

・敷地内に入り込んで、庭や駐車場にフンやおう吐されて困っている。

・愛車に爪で傷をつけられた。

・子供が小さいため、猫が来て困っている。

安易な餌やりと法律について

 全国では過去に餌やりに伴う排泄物の清掃などの責任を果たさず発生した環境被害における民事裁判で、責任を適切に果たしていなかった方が高額の損害賠償を支払わなければならなかった判例があります。

 野良猫への餌やり自体は、法律で禁止されていません。しかし、動物愛護法では、野良猫に餌を与えることで騒音や悪臭の発生、毛の飛散、昆虫の発生等により周辺の生活環境が損なわれる事態として環境省令で定める事態が生じていると認められるときには、都道府県が野良猫に餌を与えている者に対して、指導、勧告、命令を行うことができるとされています。

 安易な餌やりは不幸な猫の増加、生活環境および人間関係を損なう恐れがあり、ご自身も不幸になりかねないことを心に留めおきください。

 

地域猫活動について

 野良猫との地域の生活環境問題を改善し、共生するための方法の一つとして「地域猫活動」があります。

 「地域猫活動」とは、飼い主のいない猫による生活環境の悪化を地域の問題として考え、地域住民が主体となって、その地域にいる飼い主のいない猫に不妊去勢手術を実施し、給餌場所やトイレを適切に管理することで、問題解決に取り組む活動をいいます。

 詳しくは福島県動物愛護センターのホームページをご覧ください。

 野良猫が増えてお困りの方へ~地域猫活動支援事業について~

 

 

 

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環境課 環境衛生係
〒963-4393 福島県田村市船引町船引字畑添76番地2 電話番号:0247-81-2272

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