義援金や寄付を募る不審な電話・訪問や住宅修理トラブルにご注意ください!
特に、「保険金が使える」と言って契約をせまる住宅修理サービスなどのトラブルに注意が必要です。
相談事例
- 義援金を募る電話があった
若い男性から携帯電話で「市が能登半島地震の義援金を集めている」という電話があった。休日であったことと携帯電話からであったことから不審に感じた。市が義援金の窓口になったり、電話で義援金を募ることはあるのか。
- 支援品を集める訪問の電話があった
「元旦に起きた地震の被災地に送るものを集めていて、そちらの地域を回っているので訪問してよいか。会社なので支援品を集めて送ることができる。」と電話があったが、怪しいと思い断った。
- 強引に契約を迫られた
「早く修理をしなければ生活できなくなる。今すぐ契約を決めてほしい」などと不安をあおられ、よく考えないままに契約。翌日家族に話すと反対されたため業者にキャンセルを申し出たが、「キャンセルするならキャンセル料として半額を支払うように」と言われてしまった。
対応のポイント
- 不審な電話はすぐ切り、訪問の申し出があっても断りましょう。万が一金銭を要求されても、絶対に支払わないようにしましょう。
- 公的機関が、各家庭に電話などで義援金を求めることはありません。公的機関を名乗る連絡があっても応じずに、当該機関に確認しましょう。
- 義援金を募っている団体等の活動状況や使途をよく確認し、納得したうえで寄付しましょう。義援金を口座に振込む場合は、振込先の名義をよく確認しましょう。
- 業者から不安をあおられ、契約を急かされても、決してその場で返事をせず、まずはご家族や加入先の保険会社に確認するようにしましょう。
- 地震保険等の請求はご自身で行うことができます。保険に関する事は、保険会社または代理店に確認しましょう。
少しでも不安なことがあれば、一人で悩まず田村市消費生活センターに相談しましょう。
瓦工事業者を装った悪質訪問業者が増加しています
地震の被災地で、瓦工事業者を装った不審な訪問業者が増加しているとの報告があります。福島県瓦工事組合連合会の登録業者名簿を利用し、地元業者になりすましている悪質な例も見受けられています。
このような業者との区別を図り、福島県瓦工事組合連合会加盟店の車両には、正規工事業者である旨の表示板が掲げてあります。復旧工事を依頼する際には、工事車両の表示板を確認するとともに、信頼できる業者に相談するなどし、被害に遭わないように注意してください。