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Challenger Vol.16 名古谷隆之介さん(Ryunosuke Nagoya)、加藤徳馬さん(Toma Kato)

掲載日: 2023年5月1日更新

目指すはインターハイ4強 郡山北工の新たな歴史を築く

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スポーツの楽しさとは 挫折やプレッシャーの先にあるスポーツの醍醐味―

今月のChallengerは、郡山北工業高等学校(以下、北工)ソフトボール(以下、ソフト)部で活躍する名古谷隆之介さんと加藤徳馬さん。北工は、これまで夏のインターハイ(全日本高等学校男子ソフト選手権大会)や春の選抜大会(全国高等学校男子ソフト選抜大会)などに出場する男子ソフトの強豪校です。

昨年5月のたむら市政だよりでも紹介させていただいた同校ですが、同郷の引退した先輩方の想いや伝統を引き継ぎ、次大会に向けて練習に励んでいます。

5月の新緑のようにさわやかなお二人に、入部してからのことや今後の目標について伺いました。

#6 名古谷隆之介(郡山北工業高等学校3年/滝根町出身)

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Profile

#28 加藤徳馬(郡山北工業高等学校3年/都路町出身)

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Profile

郡山北工への進学

(名古谷)工業の勉強がしたくて北工へ進学しました。部活動はソフトか野球で迷っていましたが、より実績のあるソフト部に入部を決めました。入部前は全国大会常連校でもあるし、部員同士バチバチな環境かと思っていましたが、実際にはみんな仲が良くて、楽しくソフトができていていいなと思いました。

(加藤)1学年上の先輩である吉田陽平さんが北工でソフトをやっていて、来てみなよと声をかけてもらって、中3の時にアカデミーに参加し、北工への進学とソフト部への入部を決めました。あとは、坊主が嫌だったのでソフト部にしたという理由もあります(笑)。実際に入部してみると、休みが少なくて大変だと感じますが、休みがなくてもやっぱり大会では勝ちたい。勝つためには練習しかないので頑張っています。

※:吉田陽平さん:北工ソフト部OB、都路町出身。Challenger Vol.6(2022年5月号)に掲載。

【写真】郡山北工業高校ソフトボール部での練習風景(取材日は、富久山スポーツ広場での練習)

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入部してからの気づきや学び

(名古谷)新チームとなり挑んだ春の選抜大会前は、打てない期間が長く続きました。練習でも遠征でもほぼノーヒットで。試合の途中で変えられたりすることも多く、心が折れそうになりましたが、自主練や居残り練習をして、少しずつ調子を上げることができました。打てなかった原因は、大森先生やチームメイトからの指摘もあって改めて気づくことができましたが、その時期は今までのなかでもどん底だったので、言われたことは全部受け入れよう、吸収しようと思ってやってきました。チームには、自分の弱い部分も見せられるようになったと思います。他人に頼ることの大切さを学びました。

(加藤)小中学校では人数が少ない学校にいたので、試合には絶対に出られるという環境でした。北工に来てからはそうはいかず、先輩・同級生はもちろんですが、後輩も上手いので、後輩から抜かされるかもしれないというプレッシャーが強くあり、それを乗り越えなければいけないと思っています。先輩としてレギュラーを守ることはチームとしても必要なことだと思っているので、レギュラーは渡さないという気持ちで練習していきたい。そのために、実業団の試合でベテラン選手の守備や握り替えなどを見て学んでいます。

【写真】第41回全国高等学校男子ソフトボール選抜大会の様子(2023年3月25日)

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(写真提供:加藤さん)

ソフトボールを続ける原動力

(名古谷)楽しいから続けられていると思います。チームメイトとか練習の雰囲気が良いから部活に行きたいと思う。休日はチームメイトに会えないし、少し寂しさを感じます(笑)。

(加藤)目標があること。それに向かってやらなければならないことがある。目標を達成するために練習をしようと思うことが原動力になっています。

【写真】第41回全国高等学校男子ソフトボール選抜大会の様子(2023年3月25日)

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(写真提供:加藤さん)

最後の夏の大会に向けて、応援してくれる方々へ

(名古谷)チームとしてはインターハイで全国ベスト4以上が目標です。個人としては、4番を打っているので、そこはプライドをもって、チームの中心で活躍できるように頑張ります。また、自分たちのプレーで地域を盛り上げられるように、家族や周りの人たちが自慢できるような結果を残したい。スポーツをやる人や部活動も少なくなっている。自分たちの活躍を見て、スポーツをやりたいと思う人が増えるといいなと思います。

(加藤)全国での1勝が遠いところ。まずは1勝目指して練習していきます。個人では、ショートは守備の要なので、引退するまでレギュラーを維持できるよう頑張りたい。広報に掲載されたりすると、都路ですぐ話題になると思う(笑)。活躍を知ってもらって、応援してもらえたら嬉しい。期待を胸に頑張ります。

【写真】第41回全国高等学校男子ソフトボール選抜大会の様子(2023年3月25日)

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(写真提供:大森監督)

2人の印象、期待するところ

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郡山北工業高校ソフトボール部 大森 史仁 監督

(名古谷)隆之介は、すごく真面目で、調子が悪くなってもそれをどう修正するか少し時間はかかるが、絶対に結果を残すような練習をする選手。クリーンナップを打つ打順なので、ランナーをどんなことをしてもかえすという強い気持ちを持ったバッターになってほしい。

(加藤)徳馬は、良い意味で最初の印象から変わらない。パワーがあり、素直で言われたことがちゃんとできる選手。今のポジションをどう守っていくか、打率をどう上げていくか、自分で考えて行動しているように感じる。先輩として最後まで戦える力をもって励んでほしい。

例えば試合の時、その場の状況に立って考えた時に、人としてどうするのがベストなのか常に考えて行動してほしいと思っています。

たむら市政だより2023年5月号掲載

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たむら市政だより(2023年5月号) (787.2KB)

たむら市政だより2023年5月号より。内容は当時のもの。)

オフショット

2022年5月号に初めて登場いただいた北工ソフト部の皆さん。今年も田村市出身の3年生で共に副部長を務めるお二人に登場いただきました。

ちょうど1年前にお伺いした際も今回と同じくとても良い天気で、冒頭にも記載しましたが、彼らの雰囲気がまさに5月の新緑のようにさわやかで、この空気感をまたお届けしたいと思ったのが取材理由の一つと言っても過言ではありません(笑)。

全国大会常連校としての歩みを続けるなかで、各自が課題を明確に理解して向き合う姿がとても印象的でした。そして、それぞれに挫折や試練があったり、休みがもっとあったらいいなと思ったり…、部活をやらない理由なんていくらでもあるけれど、それでもシンプルにソフトや仲間との時間が楽しかったり、目標を達成したいという強い想いがあって部活動に励んでいることを伺うことができて、改めてスポーツの楽しさや醍醐味について考える時間になりました。

1、2年生にも田村市出身の後輩たちが控えている北工ソフト部。来年もこのさわやかさを、さらにレベルアップした姿をお届けできることを願っています。ガンバレ、北工ソフト部!

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【Challenger】田村市出身、高校生アスリートインタビュー

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