Challenger 2023年、「挑戦」の一年に
2023年、1人目のChallengerは、佐久間拓斗選手(昨年の1月号に登場)。2021年プロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークス育成8位指名を受け、2022年1月から球団の本拠地がある福岡の地に渡り、プロ野球選手としての道を歩み始めました。
球児であれば誰もが憧れるプロ野球選手という夢を現実にし、この1年「挑戦」を続けてきました。入団から丸1年、佐久間選手が思うことは―。
佐久間 拓斗(福岡ソフトバンクホークス)
Profile
- 生まれ/2003年7月17日、船引町
- サイズ・投打/183㌢、98㌔、右投右打
- ポジション/一塁手・捕手・三塁手
- 球歴/船引スポーツ少年団野球クラブ→船引中→田村高校→福岡ソフトバンクホークス(昨季は3軍)
入団一年目を振り返って
プロになり、環境が大きく変化し、「挑戦」の一年になりました。正直、きつかったですね。何よりも「結果」が一番の世界。練習もそうですが、精神的にも辛い一年になりました。昨シーズン(2022年)は、試合数76、打席数207、打率2割1分1厘(安打41、本塁打2)。ヒットはそれなりに打てましたが、自分の魅力である「長打」でチームに貢献できず、悔しい結果になり、もっとやらないといけないと感じる一年目になりました。
その中でも、プロになって初めて打ったホームランは素直にうれしかったです。チームの紅白戦で一軍投手から打つことができ、自分でもプロの世界で打てるんだということが実感でき自信になりました。また、憧れていた一軍選手とも一緒に練習する機会があり、得るものが多くあります。特に「とりあえず練習。元気に。」と声をかけてもらったことが印象に残っています。
プロになり、技術面もそうですが、なにより「気持ち」が大きく成長したと感じます。「なにくそっ!」という気持ちが出てきましたね。この世界は、自分から進んで取り組んでいかなければいけない環境。それは、育成の入団であろうと一軍選手も同じ。自分は人の倍取り組まないとだめだと思って頑張っています。持ち前の「這い上がる」精神で、来シーズンは、打率3割台、本塁打20本を目指し、プロ2年目も応援してくれている方々に「恩返し」できるように頑張っていきます。
【写真】2022年10月の韓国遠征、笹川吉康選手と
【写真】試合での様子
(写真提供:佐久間選手)
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たむら市政だより2023年1月号掲載
(たむら市政だより2023年1月号より。内容は当時のもの。)
オフショット
本拠地福岡で生活する佐久間選手。今回はオンラインでお話しを伺ったのですが、画面越しでも分かるほど「引き締まった!」印象を受けました。体重も入団から約12kg落ちたとのこと。新しい環境で一生懸命野球に向き合っているんだと感じました。
母校「田村高校」の活躍についても、2022年夏の大会で県ベスト4に進出したことを聞き、「すごく頑張っていると思った。自分も負けないように頑張りたいという刺激になった。」と話してくれました。
来シーズンはプロ2年目。険しい道は続くかもしれませんが、簡単に乗り越えられる事よりも努力して乗り越えた事のほうが得るものが断然大きいはず。目標に向かって諦めず挑戦し続けてほしいです。ガンバレ、拓斗君!
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(2022年1月1日更新)Challenger Vol.2 佐久間 拓斗(Takuto Sakuma)さん
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