20歳代から40歳代の男女の約15%は、風しんへの十分な免疫を持っていません
妊娠中、特に初期20週ごろまでに風疹に感染すると、赤ちゃんの耳が聞こえなくなる、心臓に奇形が生じる、目が見えにくくなるなどの障害(先天性風しん症候群)が現れる可能性があります。
妊娠中は予防接種が受けられませんので、妊娠前に抗体検査を受け、抗体価が基準に満たない方は予防接種を受けることをご検討ください。
男性も注目!
風しんと報告された方の7割が男性、そのうち8割以上が20歳代から40歳代です。
お二人の赤ちゃんが先天性風しん症候群にならないように、男性も予防接種を受けることをご検討ください。
風しん抗体検査・風しん予防接種費用の一部助成のお知らせ
市では、赤ちゃんの先天性風しん症候群の予防を目的として、風しん抗体検査と麻しん・風しんワクチン接種費用の一部を助成いたします。
対象者
接種当日に田村市に住所を有し、下記の1、2に該当する方
- 妊娠を希望する女性(妊娠中の女性は接種することができません)
- 妊娠を希望している女性の配偶者(婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含みます)
助成額
下記の田村市で定めた助成額を上限とします。(下表)
ただし、医療機関に支払った金額が下表の額を下回る場合は、その額を助成します。
検査・ワクチンの種類 | 助成額 |
---|---|
風しん抗体検査 | 6,740円 |
麻しん・風しん混合ワクチン接種 | 10,000円 |
風しんワクチン接種 | 5,000円 |
助成手続の方法・注意事項
(1)医療機関に予約を入れて抗体検査を受けていただきます。
(2) 抗体があると判断された方は、風しん予防接種を受けることはできません。抗体検査費用を助成いたします。
抗体がないと判断された方は、風しん予防接種を受けてください。接種費用は医療機関へ全額お支払いください。抗体検査費用と風しん予防接種費用の一部を助成いたします。
(3)上記(2)のいずれの方も、医療機関から「田村市任意風しん抗体検査・風しん予防接種済証」(様式第1号)に、証明を受けてください。
(※1 医療機関の任意様式の済証、抗体検査の結果が記載された書類、予防接種予診票などでも代用できる場合がありますので、不明な場合はお問合せください。)
(4)窓口へ必要書類を提出してください。
申請に必要な書類
●助成請求書
●抗体検査、予防接種済証
または 抗体検査・予防接種を証明する書類※1
●抗体検査、予防接種の領収書原本(検査、予防接種の明細が分かるもの)
●請求者の通帳の写し
(5)申請の内容を精査し、請求のあった日の翌月中に振込指定口座に助成金を交付します。
※接種済証(様式第1号)、請求書(様式第2号)の用紙は、保健課窓口にもあります。
※年度内での請求手続きにご協力をお願いいたします。
その他
ご不明な点があれば、保健課にお問合せください。