日本では、毎年2万人を超える方が自らの命を絶っています。
自殺未遂者はその10倍、周囲の方への影響はその5から6倍と考えられています。
つまり、日本では毎年10万人以上の方が自殺による影響を受けていることになり、誰もがおこりうる可能性のある問題となっています。
かけがえのない大切な心と命のために、私たちにできることを考えてみましょう!
あなたやあなたの身近な人に、いつもと違う様子はありませんか?
- 最近眠れない、朝方に目が覚める、寝ても疲れがとれない
- 原因不明の体調不良が続き、疲れやすい
- 食欲がなく、体重が落ちてきた
- 酒の量が増えてきた
- 感情が不安定になる、イライラする、落ち込む、元気がない
- 仕事や家事の能力が低下し、ミスが増える
- 失敗や失望から立ち直れない
- 周囲との交流を避けるようになる
いつもと違うなと感じたら
【自分でできること】
誰かに話してみましょう!
自分では気づかなかった解決策があるかもしれません。
各専門機関の相談窓口も利用してみましょう。
【身近な人たちができること】
「どうしたの?」と声をかけてみましょう!
アドバイスよりも話に耳を傾けることが必要です。自分だけで解決しようとせず、専門機関に相談しましょう。
焦りは禁物。温かく見守り、回復を支えましょう。
ひとりで悩まず、まずはご相談を!
大切な人を自殺で亡くされた方へ
遺された人たちの悲しみ、つらさは計りしれません。それは心理面だけでなく、時には生活そのものを揺るがす現実となって遺族を苦しめることがあります。そのうえ、自殺に対する偏見により、その苦しさを口に出すことができずにいる遺族も少なくありません。同じ体験をした人同士、気持ちをありのまま語ることができる「わかちあい」で自分の思いを話してみませんか。
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