
たむら市民病院は、市内唯一の病院(※)である旧大方病院(田村市船引町)の事業を市が承継し、令和元年7月1日に開院しました。
開院以来、旧病院の施設を市が借り受けて運営していますが、建物や設備の老朽化などが原因で、提供できる医療サービスに制約が生じている状況です。
市では、市民の皆さんが安心して暮らせる医療体制を将来にわたって確保するためには、新病院の移転新築が必要不可欠と判断し、その準備を進めてきました。
このページでは、新病院等の建設に向けた動きを紹介します。
(※)医療法で定める入院病床(ベッド)が20床以上の医療機関のこと
最新情報
工事進捗状況(外部リンク)
これまでの動き
たむら市民病院開設・医療再編統合計画(平成31年3月策定)
たむら市民病院の開設にあたり、病院に求められる医療機能や役割等を整理し、新病院の建設に向けての基本的な考え方、新病院が担うべき役割や機能を具体化するために策定しました。
この計画において、令和6年度の移転開院を目標として新病院を建設する方向性を明記しています。
田村市新病院建設基本計画(令和2年3月策定)
新病院に求められる医療機能や規模、部門別計画、施設整備計画、整備スケジュールなど施設整備に向けての与条件の設定を目的として策定しました。
なお、この計画に記載された内容は、病院を取り巻く環境の変化や今後の検討作業等を踏まえて変更される可能性があります。
田村市新病院建設基本計画(案)に対するパブリックコメントの実施結果(内部リンク)
田村市新病院・厨房施設基本設計業務に係る企画提案募集の結果(令和2年12月18日更新)
新病院及び保健福祉厨房施設の基本設計業務に係る受託候補者を選定するため、公募型プロポーザル方式による企画提案募集を実施しました。
詳しい内容は、次のリンク先をご確認ください。
田村市新病院・厨房施設基本設計業務に係る企画提案募集(公募型プロポーザル)(内部リンク)
田村市新病院・厨房施設基本設計書(令和4年1月)
令和2年12月から基本設計に着手し、事業検証に伴う作業中断を経て、令和4年1月に基本設計書を取りまとめました。
なお、基本設計書に記載された内容は、今後の作業を通じて見直しを行う可能性があります。
田村市新病院・厨房施設建設工事の施工予定者選定に係る技術提案募集(令和4年4月19日更新)
施工者が早期に参画するECI(Early Contractor Involvement)方式で実施設計を進めるために、公募型プロポーザルにより施工予定者を選定しました。
詳しい内容は、次のリンク先をご確認ください。
田村市新病院・厨房施設建設工事に係る施工予定者選定プロポーザルの実施(内部リンク)
田村市新病院・厨房施設建設工事請負契約の不成立
令和5年田村市議会第2回臨時会(令和5年7月6日召集)において、工事請負契約の議案が反対多数で否決され、当該契約が不成立となりました。
この結果を踏まえ、建設工事の請負業者の選定方法を一般競争入札方式に変更し、令和6年度上期中の契約締結に向けて入札の準備作業を進めます。
一般競争入札の公告(令和6年4月)
建設工事の請負業者を一般競争入札方式で選定するため、令和6年4月5日に入札公告を行いました。
一般競争入札の結果(令和6年6月)
令和6年6月12日執行の一般競争入札の結果、入札が不調となりました。
地方自治法施行令第167条の2第1項第8号の規定に基づき、随意契約の準備を進めます。
随意契約の締結(仮契約)(令和6年7月)
入札応札者と7月31日に仮契約を締結しました。
施工業者の決定(令和6年8月)
令和6年田村市議会第2回臨時会(令和6年8月7日招集)を経て、株式会社安藤・間 東北支店と新病院及び厨房施設の建設工事に係る本契約を締結しました。
安全祈願祭の実施
令和6年9月14日(土)、建設工事の着工にあたり、施工者主催のもと新病院及び厨房施設の建設地で安全祈願祭が行われました。
市長をはじめ、市議会議員や工事関係者など約50人が出席し、工事の安全と無事の竣工を祈願しました。
新病院の建設予定地
