「合併処理浄化槽」は、水質保全効果に優れています。このため、補助金制度を活用して、合併処理浄化槽の整備に努める自治体が増えています。
　 当市においてもこの制度は実施しておりますので、ぜひご活用ください。

くみ取り式トイレ、単独処理浄化槽をお使いの方へ

家庭の生活排水を見直しませんか

　くみ取り式トイレやトイレ排水のみを浄化して放流する単独処理浄化槽をお使いのご家庭は、お風呂や台所、洗濯などの生活排水は何も処理されず側溝などに流されます。一方合併処理浄化槽や下水道処理は上記のような生活排水もきれいな状態にして流すため水環境によりやさしい処理方法になります。
　田村市では水環境保全のため下水道接続と合併処理浄化槽への転換を推奨しています。特に合併処理浄化槽は下記の「補助金交付対象事業について」のように補助制度を設けています。
　よりよい田村市の環境づくりのため、まだ設置されていない方はぜひ導入をお願いいたします。

合併処理浄化槽をお使いの方へ

定期的に保守点検を実施してください

　 浄化槽が正しく機能しているかどうかをチェックし、常に良好な状態に保っておくため、浄化槽管理者（設置者）には定期的に保守点検をする義務があります。福島県知事の登録を受けた浄化槽保守点検業者に委託してください。

定期的に清掃を実施してください

　 浄化槽の中にはスカムや汚泥が徐々にたまり、そのまま放置すると放流水と一緒に流れ出てしまうだけではなく、浄化槽の働きを悪くする原因にもなります。
　 浄化槽管理者（設置者）は、浄化槽保守点検業者の指示に従い、市長の許可を得た浄化槽清掃業者に委託して毎年１回浄化槽の清掃をしてください。

法定検査を必ず受検してください

　 すべての浄化槽には法定検査が義務づけられています。この法定検査は使用開始から３か月後に行う検査（「７条検査」と言います。）とその後毎年１回行う定期検査（「１１条検査」と言います。）と２種類あります。法定検査は、浄化槽の日常の維持管理が適正に行われているかどうかを検査するものです。この検査は、福島県知事が指定した検査機関である社団法人福島県浄化槽協会浄化槽検査委員会がおこないます。

浄化槽の使用を開始したとき

　 浄化槽管理者（設置者）は、この浄化槽の使用開始の日から30日以内に「使用開始報告書」を市に提出してください。

浄化槽の使用を廃止したとき

　 浄化槽管理者（設置者）は、この浄化槽の使用を廃止した日から30日以内に「浄化槽廃止報告書」を市に提出してください。

浄化槽管理者を変更したとき

　 新たに浄化槽管理者になった方は、浄化槽管理者を変更した日から30日以内に「浄化槽管理者変更報告書」を市に提出してください。

補助金交付対象事業について

　 公共下水道事業計画並びに農業集落排水事業計画の認可を受けた区域を除く区域に合併処理浄化槽を設置する事業。

　設置による補助金額

※転換・・・合併処理浄化槽や単独処理浄化槽、汲み取り便槽を使用している建物の一部または全部を残して増改築する場合に、合併処理浄化槽へ入れ替えること。

転換による撤去補助金額　　※完全に撤去する場合のみ

単独処理浄化槽から合併処理浄化槽へ転換する際の宅内配管工事補助

※工事内容により転換に伴う宅内配管工事でも補助が該当しない場合があります。詳細については担当者までお問合せください。

各種様式

注意事項

　 補助金の交付申請は、工事着手前に必ず行い、補助金交付決定後に設置及び撤去を開始してください。
　 設置後には完了検査があります（詳しくは上下水道課にお問い合わせ下さい）。

循環型社会形成推進地域計画事後評価について

　 令和元年度までを計画期間としていた田村市・小野町地域循環型社会形成推進地域計画について計画期間終了に伴い循環型社会形成推進交付金交付要綱の規定に基き、結果を掲載いたします。